こんにちわ、稲井田です。ブログ記事を見て頂きありがとうございます。
今回の記事は「会社の辞め方、さすがに雑すぎない?退職時に人柄が出るという話」についてです。

終わりよければすべてよし、は本当か
ビジネスの世界では「終わりよければすべてよし」という言葉がよく使われますが、退職という場面においては、まさにその通りだと感じます。どれだけ素晴らしい成果を上げてきた人でも、去り際が極端に雑だと、それまでの評価が霞んでしまうことがあるからです。私自身、経営者として多くの出会いと別れを経験してきましたが、退職時の振る舞いには、その人がこれまでどのように仕事と向き合ってきたのか、その「人柄」が驚くほど鮮明に表れるものだと痛感しています。
引き継ぎ放棄が招くのは「信頼の損失」
最近では、退職代行サービスを利用するケースも珍しくなくなりました。個人の権利として尊重されるべき側面があるのは理解しています。しかし、現場の視点から見ると、引き継ぎを一切放棄して連絡を絶つような辞め方は、やはり大きなリスクを伴います。法的な損害賠償の議論以前に、社会人としての「信頼」という資産を自ら手放しているように見えるのです。
引き継ぎ資料が不足すると、残った担当者は、取引先とのやり取り、ファイルの保存場所、アカウントの管理方法などを一つずつ確認し直すことになります。退職者に悪意がなくても、「自分には当たり前だった情報」は抜けやすいものです。長い資料を作ることより、次の担当者が翌日から困らない最低限の情報を、業務の順番に沿って残すことが重要です。
貸与物の返却は「最後の挨拶」
意外と見落とされやすいのが、PC、セキュリティカード、鍵、アカウントなどの返却・停止確認です。これは単なる備品整理ではなく、情報管理と契約終了の手続きです。最終出社日にまとめて確認すると漏れやすいため、会社側と退職者側で一覧を共有し、返却済み・停止済みを一つずつ確認する方が現実的です。
退職は「次のステージへの準備」
退職は、会社を辞めることではなく、新しいステージへ向かうための通過点です。その時に「あの人は最後まで丁寧だった」という印象を残すことは、巡り巡って自分自身のキャリアを守ることにつながります。業界は意外と狭いものです。どこで誰とまた仕事をするか分からないからこそ、去り際を美しく飾ることは、自分自身への投資とも言えるでしょう。
もし、今まさに退職を考えている方がいれば、少しだけ深呼吸をして、自分が去った後の現場を想像してみてください。完璧にこなす必要はありません。ただ、次にバトンを受け取る人への配慮を少しだけ添える。それだけで、あなたの評価は大きく変わるはずです。もし、業務効率化や引き継ぎの仕組みづくりで悩んでいる方がいれば、私たちが実践しているAI活用などの知見を共有することも可能です。同じようなアプリや仕組みが欲しいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。



